もうすぐ人事内示ー公務員ならではの職場の人間関係?ー
気付けば2月ももう後半。平成29年度もあと5週間25営業日。そろそろやってきます、人事異動。
公務員はだいたい3〜5年のスパンで配置換えになります。技術職など専門職種の場合は同じ部署や機関で長期間いることもあるようですが、行政職は基本的に転々としていくわけです。
「〇〇さんはもうここで3年だから、次は異動かな」
「△△さんがもし居なくなったら、絶対、回らなくなる!どうしよう!」
「◻︎◻︎さんはここの業務が合わなくてしんどい(精神的に重めの意味で)らしいし、もしかしたら替わるかもなあ。」
この時期になると、そんな会話がよく聞かれるようになります。
もちろん、周期のみでぽんぽん替えているとその分野の知識やこれまでの判断経緯などを知る人がいなくなると困るわけで、そのあたりはうまく配慮して人事が決められるみたいですけど、なにぶん、数千人もの労働者の人事なわけで。期待値の高い優秀な方の配属ルートは慎重に決めて、残りのその他大勢はある程度、パズルを組み立てるように機械的に決められている側面もあるようです。
外部の公的関係機関も数年間隔で配置移動があるので、その年度で多少折り合いが悪いことがあっても、「まあ、あの課長も来年はいないかもしれないからね」なんて割り切ることもあります。
そんな会話を聞いて、最近臨時枠で来てくださった社会人経験者の方はびっくりされていました。「誰々が来年いないかもしれないしなー、と軽く言う感覚が理解できない!」と(笑)。確かに中企業だとそうですよね。民間経験との感覚のギャップを聞くと、なるほどなあ、といつも新鮮な気分になります。
逆に、よくテレビドラマとかでみる「あいつが(昇進して)異動になるらしいぞ!(ザワザワ)」みたいなことはないんですよね。
今の係ないし課のメンバーで仕事をできるのは1年ぽっきりということ。循環のある職場環境の中で、一期一会を感じます。
自分もついに4月から3年目に突入。自分はおそらく異動なく現在の部署だと思うけど、やっと仲良くなれたお世話になっている上司や先輩がいなくなるのは寂しい。
3年目らしく頼りになるように頑張らなければと思うところです。