人の話のネタの多くは他人への不満である件と、配偶者控除の103万円の壁問題について
平日どまんなかの水曜日に有給休暇をとり優雅に過ごそうと、近所でパンが美味しいと噂を聞いたレストランにランチへ。
ごはんは美味しくいただいた。
んだけど、となりに座るおばさん(ランチ中のマダム)2人組が結構大きめの声で話していて、どうやら内容は穏やかではない…。
盗み聞きは憚られると思い右耳から左耳へうけ流そうと思ってもやっぱり脳裏に引っかかる。
トークテーマは、「職場にいる自己中心的なやつ」
かいつまんで言うと、自分の都合でパートタイムのシフトを希望だすおばさんがいて、雇い主もその人の機嫌を損ねたくないから言いなり(仕事ができるからプライオリティーがあると言うより、単に面倒くさいから)。
そこで、ランチ中のマダムが雇い主に頼まれてしまい、しわ寄せがいく構図に腹が立っている、ということ。
ランチ中のマダムの怒りに拍車をかけるのは、自己中おばさんの行動によって103万円の壁問題が浮上すること。
自分はあんまりがっつりアルバイトしたことないから、103万円の壁なんてそんな心配をしたことがないけれど、税額の差は結構大きいもんみたい。
ランチ中のマダムはこんなことも言っていました。
「今は自分でどこの額まで働くってはじめに決めれんねん」、と。
うーん、どういうことなんだろう?と思ってた自分を後に納得させてくれた記事が以下。
これまでの38万円満額の所得税控除を受けられる範囲は、夫の収入はどうであれ扶養に入っている妻の収入が103万円だった。
これが、今回の改定で38万円の満額控除を受けられる範囲は妻の年収150万円(年間所得85万円)まで広がったと。
なので、マダムが言っていたのは、控除を受けられる額を目安に自分がどれだけ働いて稼ぐかを自分で決めるっていうことなんでしょう。
しかしながら、一見、天井が高くなったように見えるけれども、実際は所得税の支払いや扶養から外れる基準などは変わらないので『103万の壁』『130万円の壁』は無くなったわけではないそう。
おおもとはこちら。やはり原文を読んだ方が趣旨はわかりやすいかも。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2017/explanation/pdf/p0003-0008.pdf
しかしまあつくづく感じるのは、人の話す話題って、大抵はその場にいない人の話だよねってこと笑